中小企業で年収1000万のおじさんマネジメント奮闘記

国立大卒・大企業経験も資格もなし(でも学びは忘れない)。キラキラした経歴でなくても、自社で存在感を増し年収アップするコツや現場で活躍される管理職の皆さんと共有したい課題などを記したブログです。

一つに依存するのは怖い

 

私には趣味と言えるものがない。

強いて言うなら泳ぐことが好きなので夏には市民プールに行く回数がちょっと人より多いくらい。プールは持ち物も少なくて楽だし、終わった後のさっぱり感が最高だ。

 

最近流行りのソロキャンプ。自然の中で食事をすることも好きだが、山は蚊に刺されたり虫が多いし、調理器具や寝具など持ち物を準備することも面倒なので流石に一人でキャンプをやろうと思わない。グランピングで十分です。

 

話は逸れるが大学生の頃、テクノ音楽が好きだった。JPOPも嫌いではなかった。どちらも趣味と言えるほど傾倒してはいなかったが、どちらもそれなりに聞いていた。でも、当時はそんな自分が中途半端でカッコ悪いと感じ、表向きはテクノ好きを装っていた。

 

そして今、私は相変わらず深く傾倒している趣味はない。それでも歳を重ねる中で、キャンプやゲーム、ジョギングや筋トレ、食べ歩きや写真、ゴルフやサーフィンとつまみ食いするように経験し少しは魅力を理解できるものが増えた。小さな事だが、そうやって理解できることが増えたことは良かったなと感じている。

 

なぜなら自分にドンピシャ合った趣味に出会えるかは運であり、運悪くそれに出会えなくても、そこそこ楽しいと感じることが増えれば人生は充実するからだ。キャンプだって一人ではやろうと思わないが、誰かに誘われれば行くし、その時はそれなりに楽しいものだ。その延長に今はやろうと思わないソロキャンプをやる日が来るかもしれない。

 

同じことを仕事でも思う。最初からドンピシャ適性のある仕事に巡り会うほうが珍しい。自分はクリエイティブなことをしたいので営業なんか絶対やりたくない。とか、中小企業なんて考えられない、大企業以外就職しないとか。。あまり決めない方が良い(私は若かりし頃、そう思っている時もあった)。自分に合う仕事とか環境に出会えなかったとしても、与えられた仕事をやりたくないとか、楽しくないとか、モチベーションが上がらないなんていつまでも逃げ続けることはできないのだから。もちろん何か一つの分野で深く傾倒することはかっこいいし語れる内容にも深くなると思う。でも深く傾倒できるものに出会えなかったとしても、その時々でそれなりにやる気になれるものがいくつかあって、分散的にでもそれらに取り組んでいれば道は開ける。そんな気がする。

 

むしろ私は趣味も仕事も、「これがないとだめ!私の生きがいです!」みたいな状態には恐怖を感じる。だって、もし不幸にしてそれができない環境や状態になったら、その先の人生想像しただけで辛いですから。

 

 

組織に依存しない働き方にしても、何か一つに依存しないマインドから実現できるのかもしれませんね。