お客さんに嫌われたくないと言う部下
自己マネジメントが出来ずいつも仕事に追われている営業マンの多くは顧客から言われた事を忠実にやろうとしすぎている事が原因だ。
そもそも顧客と言うのは、色んな要求を出してくるものだ。
なるべく早く納品して欲しい。
もっと安くならない?
直接説明しにきて欲しい。
時間や金のかかることばかり言ってくる。
この時考えて欲しいのは、自社のサービスなり商品を売ることや信頼や評価を得る事において、数多ある顧客要求の中で断っても支障がない事は何か?ということだ。
企業も人も全てに応える事はできない。真面目に全て応えようとすると、いつか何処かで行き詰まり、本来応えるべき所で応えられず、最終的に信頼を失う。
お客様に嫌われたくないの思うなら、
無理なことはしっかり断りながらも、価値を出そうとしている所を応顧客に説明し、理解を得、きっちり応えることだ。
特に法人営業の様な複数の顧客を担当する様な仕事では顧客の要望はさまざま出てくるがその全てに応えようとしてはいけない。応えるべきところを見定め、そこにおいてはどの顧客に対しても同じクオリティーで応える。特定の顧客の大満足より全体から普通の満足を得ることが大切なのである。