中小企業で年収1000万のおじさんマネジメント奮闘記

国立大卒・大企業経験も資格もなし(でも学びは忘れない)。キラキラした経歴でなくても、自社で存在感を増し年収アップするコツや現場で活躍される管理職の皆さんと共有したい課題などを記したブログです。

期限内に仕事ができなかった部下の行動

与えた仕事をこなせなかった部下が取る行動には次の2つパターンがあるように思います。

 

①期限後に申し訳なさそうに「できませんでした」と申告してくるパターン

②期限過ぎても報告してこず、上司から「あれどうなった?」と聞かれてはじめて出来なかった理由や詳細を話す部下

 

部下には、まず①より②が評価されない事をきちんと教えなければいけないと思います。

①は自ら報告していると言う事は課題にコミットはしているが進め方が悪く完遂出来なかった。②は最初からコミットしてない可能性が高く、進め方の問題以前に組織内の自分の役割に対する理解が乏しい。

 

たとえ最初はやる気だったが、やって行くうちに

・他にもやるべき仕事があるんだからできるか!

とか、

・難易度高いし、誰も丁寧に教えてくれないんだから、出来なくて当たり前や!

と、自己責任から他者責任に代わったのかもしれないがいずれにしてもダメだ。

 

部下は途中どんな事があっても与えられた課題に最後まで責任を持たなければなりません。が、その過程で障壁が発生したなら上司にヘルプを出す事はもちろんオッケーです。

 

ところが実際現場では、上司も忙しそうにしてて質問しづらかったり、いざ質問すると自助努力が足りないと言われたりで、空気に敏感な部下達は中々行動出来ないものです。

 

だからこそ。

上司は部下に空気を乱してでも、周りの人の力を借りてでも、自己責任で完遂させることを教えつつ、同時に部下からの質問には可能な限り理屈で教えなければならないと思う(再現性を持たせる為に。感覚ではなく)。

 

そうすることで、その上司が一見面倒な理屈ジジイであっても部下はその上司を信頼してとことんまで質問し与えた課題に真剣に取り組むのだと思ってます。

 

上司は決してその場だけのいい人にならない様に。